京都・観光おもてなしプラットフォーム~KoIサービス

地域の特徴

京都は、日本が誇る観光都市の一つです。
京都市が発表した「2017年京都観光総合調査結果」によりますと、観光消費額は前年を上回る1兆1268億円となり、2年連続で1兆円を突破しました。観光消費額全体のうち、外国人消費額は2632億円と23.4%を占めています。
一方で、観光客が集中する事による問題と分散化が課題になっています。
世界があこがれる観光都市を目指すために、分散化にも貢献する京都の様々な魅力発信を目指しています。

サービスの特徴

「KoIサービス」は、外国人観光客を店舗に誘客するIoTサービスです。
スマートフォンとビーコン発信器を使った仕組みです。
発信器は店舗や宿泊施設、観光要所などに設置します。

アプリをダウンロードした観光客が発信器に近づいたら、クーポンやリアル情報、店への誘導情報などをスマホにPush通知します。
観光客の属性に合わせた誘導(情報配信)が可能です。

発信器は相互利用も可能です。
距離に関係なく、宿泊施設などに設置された発信器を使って自店の情報を配信する事もできます。

店舗は誘導した観光客を、QRコードを使ったキャッシュレス決済で応対する事もできます。

ちなみに「KoIサービス」は、「Kyoto omotenashi for Inbound」の略称です。
京都とインバウンドを、きめ細やかな「おもてなし」の気持ちでつなげるサービスという意味を込めています。
また、招き猫のように、インバウンドを「来い、来い」と招き、呼び込む意味もあります。

観光客の属性に合わせた情報配信

観光客の観光目的や出身、性別、年代などの属性と、各店舗の顧客層をマッチングさせ、ターゲットを絞った誘導(Push通知)が可能です。
観光客も自分に合った店舗の情報を受け取れます。

発信器を相互利用し、より幅広く配信

他店や宿泊施設の発信器を使って、自店の情報を観光客に配信することもできます。
店舗にとっては、顧客層が類似する他店の発信器を使って、距離に関係なく、ピンポイントでの広報が可能です。

データの見える化による誘導の最適化

観光客の属性・移動データ、店舗からの情報配信履歴などを元に、どのエリア・どの宿泊施設・どの店舗の発信器を使って観光客に情報配信すると、最も効果的かが判ります。
より高い確度で誘導に繋げる事が出来ます。

QRコードを使ったキャッシュレス決済

「KoI」サービスには、観光客向けのキャッシュレス決済機能も搭載します。
店舗は、キャッシュレス決済の導入ハードルを抑えて、「おもてなし力」を向上できます。